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世紀の遭遇~マウリッツハイス美術館展~

 

《来月、世界一の美少女が来日します》

 

このような表記だったと思う。

普段、通勤で使用している地下鉄の階段の途中にあった宣伝予告だった。

暫し時間が経ってしまったが、過日、上野にある東京都美術館で開催されていた『マウリッツハイ

ス美術館展』(現在は終了)に行ってきた。

訪れたタイミングがわるかったせいか、博物館の外まで長い行列…館内に入ってもまだ並んでいると

いう盛況振りだった。

ゆうに一時間は待ったと思う。

 

お目当ては当然のごとく、巨匠フェルメールの傑作『真珠の耳飾りの少女』である。

ライスダールやレンブラントの作品を鑑賞し、1Fの奥に彼女はいた。

その前を多くの人々が係員の誘導に従いながら、一瞬の出会いに遭遇する。

多く来場者のため、実際は立ち止まって鑑賞することはできず、規制ロープに沿って見ながら歩いて

通りすぎると言った感じだった。

 

まさに一瞬だった。その間にどれだけ多くの人と目があっただろう。

青いターバンを巻いた真珠耳の耳飾りをした少女が、物憂げにこちらを見ている。

背景には何もない。

そして口が開いているようにも見える。何か語りかけているのだろうか。

いつの時代でどんな状況か。今、何をしているのか。

問い返そうとしても、すでに彼女は筆者から次の訪問者に視線を移していた。

何世紀にもわたり彼女は見るものに問いかける。

おそらくはもう逢えない。

 

世紀の出逢いは感動だけではなく、どこか愁いがつきまとう。

最後に列を外れた後も、遠目から彼女を眺めた。

美術館で長居したのも筆者にとってめずらしかった。

もし、彼女が天真爛漫な笑顔の被写体だったら、ここまで名画と謳われなかったかもしれない。

 

館内から退出した後も外にはまだ行列が続いていた。

無意味な憶測をする前に美術館を後にした。

 

 

                                             【通りすがりの職員T】

 

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