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協会ブログ

八角形のエピソード

由あって本当に久方ぶりに本郷の東大キャンパスに足を踏み入れた。

なんて言ってみたものの、その昔に通っていた…

などという輝かしい歴史があるはずもなく、

単に大学2年の夏休みに、

あまりに暇過ぎてぶらぶらと覗きに来たまでの話。

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それから20年余り。

なのに、なぜだか、この6月、7月と2回も続けてそんな機会が。

一度目は、たまさか目に留まった新聞の記事で、

あるシンポジウムにその分野における碩学が登壇、

かつ基調となる特別講義をされると知り、

甚だ場違い…とは思いつつ、

齢八十に近いこの先生のお話を生で聴ける機会ももうないだろうな、

と参ったのだった。

 

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講義の中身は、この時節柄きな臭くなるといけないので

ここでは触れないけれども、

同じく、そこにおられた現役東大教授のコメントがなかなかに響いた。

 

「皆さんが本日いらしているこの建物、

今から80年前の1935年に造られたもので、

なかんずく、この125番教室は我々の世界では数々の名講義を産んだ‟聖地”とされているところです。

 

それ以前には、その名も‟八角講堂”と呼ばれた八角形の建物があったのですが、

関東大震災により焼失してしまい、今のこの建物に変わったわけです。

 

しかし、どうぞ皆さん、

後で是非この建物の周りを歩いてみてください。

それが八角形をしていることに気付かれるでしょう。

つまり、先の大震災で失われた、

あの趣き深い八角講堂の礎をそのまま用いて建立されたのが、

まさにこの建物なのです。

 

今日の講義にてS先生が真に伝えられたかったのも、

過去脈々と受け継がれてきた‟守られるべき連続性”ということなのではないか、

そのように私は感じております」

 

特にノートも取って来なかったので、

自ら受け留めたままに意訳している部分はあるものの、

大要は上に記したとおり。

なにしろ、当意即妙にこんな挿話を繰り出せるこの先生にこそ、

私はむしろ感心してしまった。

流石の一言。これぞ希代の叡智だね、と。

 

知ること、考えること、を放棄することなく生きていかねば、

と強く思い至ったこの夜。

 

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そんなわけで、今月再び同じキャンパスを訪れたのは、

この I 教授のお話が聴けると知ってのことであった。

 

おしまい。

 

bitter.me (waku-waku-fuwaku)

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