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協会ブログ

アルツハイマー型認知症の祖母のはなし

私の祖母(父の母)は認知症でちょうど4年前の5月から介護施設に入所しています。

先日のGW、愛媛に帰省した折に会いにいきました。

 

もともと一人暮らしだった祖母の症状は本当にゆっくりと進んでいて、

最初は「もの忘れかなぁ」と思っていました。

でも気が付くと

ウン百万円する着物を購入する契約をしたり(無事解除しました)

火をうっかり消し忘れたり(大事には至りませんでした)

そもそも火をつけたのは自分でないと言ったり(一人暮らしなんだけどなぁ)

祖母の身の危険を感じることが多くなり、親戚一同色々悩んだ結果入所に至ったわけです。

 

入所して2か月後に会いに行ったときの写真。

祖母は誕生日で、お花とケーキに囲まれてカメラ目線で笑顔をふりまいています。

 

去年の誕生日の写真。

祖母はそこにいるものの、なぜか真顔で笑顔はありませんでした。

 

そのことに気が付いたときすごくショックでした。なんで表情がないの・・。

調べたところ、これも認知症の症状のひとつだとか。

最近では、息子であるうちの父をみても「あんた誰かね?」って言うと、

主に介護している叔母から聞かされました。

孫である私のことを忘れてしまうのもそう遠くない将来・・いやもうそうなっているかもしれない。

 

だから今回祖母に会いに行くのは正直言うと、怖かったです。

忘れられてもしょうがないか、と覚悟して会うことにしました。

怖さよりも、会いたい気持ちのほうが強かったので。

ただ、今回旦那と訪れるので、祖母は結婚式には来てくれたものの

私はともかく、私の旦那を認識できるだろうか?

さすがに無理だろうな・・と思いつつ訪れたわけです。

 

祖母は笑顔で迎えてくれました。

私が持って行ったゼリーを、うまく動かせなくなった手で一生懸命食べながら

私たちのほうをみて、突然「よかったねぇ」と祖母は言いました。

一瞬???となったのですが

ああ、もしかして結婚を祝ってくれているのかな、と理解し「ありがとう」と返すと

祖母はにこにこしてまたゼリーを食べはじめました。

 

調子に乗って、

「ばあちゃん、私いくつぐらいになったんだっけ?」と尋ねると

 

「うーーん・・・(しばし沈黙)・・70歳!!!」

 

「それじゃあ私、ばあちゃんとほとんど変わらんやないの(笑)」

 

そんな他愛もない会話をしながら過ごしました。

 

ちなみに息子である父のことはわからないのに、

孫である私のことはすぐにわかってくれました(不思議)

 

さらに、私が帰ろうとすると祖母は「一緒に行く」「いやだ」と言い出して

なかなか帰してくれなくて少し困ったけれど、うれしかったです。

一生懸命「大丈夫。またすぐ来るからね」となんとかなだめてその場はおさまりました。

 

今回も写真を撮ったけれど、まだ確認していません。

 

ばあちゃん、どんな表情なんだろう。

 

【総務課 神原】

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