2017年5月15日
ランサムウェアにご注意を
ここのところサイバー攻撃が猛威を奮っているようでランサムウェアの被害について記事を目にすることも多いです。
現代の社会経済生活はインターネットやコンピューターといった基盤やシステムの上に成り立っている、いわば依存しているので、その土台の安全性を真剣に考えることは重要なことです。
新聞報道等によりますと、今回はユーザーサイドで公式のアップデーターの適用が間に合っていないWindowsサーバーが攻撃対象とされてしまったようです。
例えば現時点ですと、Windowsサーバー2008(2013年サポート終了)やWindowsサーバー2008 R2(2015年4月サポート終了)であれば、まだしも、まだ現役のWindowsサーバー2012(2018年サポート終了予定)も公式アップデーターの適用がなされていないということで攻撃対象になってしまうのは恐ろしいことです。
情報セキュリティ関連でどこまで対策すれば良いか、あるいは投資すれば良いかというのは扱う情報のレベルに応じて決定せざるを得ないところでしょうが、いずれにしても最低限やっておける部分はやっておきたいところです。
それが、こまめにWindows Updateが正しく実行されているか確認したりですとか、それから無駄なインターネット端末を稼働させないでおく(ボットにさせられる可能性を出来る限り排除する)こととかです。
それに加え、情報セキュリティを意識することももちろん大切ですが、近年は”DNSキャッシュポイズニング”や”水飲み場攻撃”の脅威もあり、ユーザーサイド=防御側は苦しい戦いを強いられている状況でもあります。
繰り返しになりますが私たちの現代の社会経済生活がインターネットやコンピューターに依存しているため、これは不動産業界だけでなく、全ての業界において言える話です。
事務局 内田健太郎