今回は、昨年に続き中央区地域福祉活動計画の行動計画にも盛込まれた、ボランティア見本市の初日会場に伺って参りました。このイベントには、今年で5回目の訪問となります。

ボランティア見本市では、日頃地域で活動されている登録ボランティア団体の紹介パネルの展示を中心に、第一線で活躍されているボランティアの方や中央区社会福祉協議会の方が現場で待機し、地域福祉活動に関する相談などの対応にあたります。このイベントを通じ、ボランティア活動の参加に興味を持った方との交流を持つ場となります。

 

今年は、開催場所は例年と同じく中央区役所1階ロビースペースでしたが、開催期間は昨年より増えて11月5日(火)~8日(金)の4日間となりました。

 

(パネルが設置された中央区役所本館1階ロビー)

 


 

■ボランティア見本市とは?
ボランティア見本市とは、地域で福祉活動の新たな担い手を発掘する切欠を作るためのイベントです。昨年度は、「地域福祉活動見本市」の名称でイベントが開催されていました。今年は、メインタイトルを「まちぐるみボランティア見本市」と題しており、サブタイトルには「~みる・知る・つながる福祉~」のキーワードを冠しております。

中央区における様々な福祉活動のニーズは、人口の増加や高齢化の伸びなどの要因により、多岐に渡り又、増大しています。これら高まるニーズに対応すべく新しい担い手を発掘することが必要になるのですが、これまでの様に窓口を構えて相談を待つのではなく、中央区社協の方から積極的に街に出ていくアウトリーチの一環となるイベントです。

 

■ボランティアの皆さんと一緒に作り上げたイベントです!
ボランティア見本市は、サブタイトルの通り(みる・知る・つながる福祉)、地域の方と運営するボランティアの方・中央区社協の職員の方が直接触れ合える場となっています。

現地では、ボランティア活動の他、中央区社協が行う地域向けイベントの紹介資料の展示なども行われています。

今年は、ボランティアとして活動している“人”にスポットを当て、ご本人がボランティア活動を始めたきっかけなどのエピソードを盛込んだメッセージボードを掲示しています。

 ≪イベントの概要≫
〇日時:令和元年11月5日(火)~11月8日(金)
※区役所開庁時間中のパネル展示。
〇場所:中央区役所1階ロビー(東京都中央区築地一丁目1番1号)
〇主催:中央区社会福祉協議会 ボランティア・区民活動センター

【リンク】「月刊キャッチボール(中央区社協webサイト内)」のボランティア見本市紹介ページ

 

(イベント案内が記載された「月刊キャッチボール11月号」)

 

(ちゅうおうボラネット作成のボランティアガイドブック/表紙)

 

■ボランティア活動の種類はたくさんあります
会場に置かれた情報紹介のボードでは、ボランティア活動をスタートする際の手順や基本情報提供から、中央区内で活動する登録ボランティア団体の紹介(抜粋)に至るまでを公開しています。また、具体的な質問等に対応するために、交代で担当者の方が現地を巡回しています。

ボランティア活動に興味がありながらも「相談の仕方が分らない」場合や「公式な窓口まで出向いて相談するのは気が進まない」などの方には良いチャンスかも知れません。
来年もこのイベントは実施する予定ですので、今後ボランティア活動に対する理解が広がっていくことを期待しています!

 

(「中央区点字友の会」の紹介コーナー)

 

(「傾聴ボランティアうさぎの会」の紹介コーナー)

 

(中央区社協のその他イベント「まちづくり勉強会」の案内チラシ)

 

 

~誰でも笑顔になれる中央区を目指して~

文責:広報公益委員会