リンナイ(株)はこのたび、「『カビ』に関する意識調査」の結果を発表した。カビの実態を探るため、2020年4月11~12日に、全国の20~60代の男女を対象としてインターネット調査を実施し、1,000人の有効回答を得たもの。
■カビを正しく理解している「カビ対策優等生」は約3割、梅雨の掃除の悩みは「カビ汚れの掃除」がトップ
調査にあたり、同社では、カビ専門家・矢口貴志氏が監修した、全12問の「カビ対策知識テスト」(表)を用意。平均正解数は7問で、9問以上正解した「カビ対策優等生」は約3割にとどまった。
●カビに悩まされているかどうかを単一回答で聞いたところ、「とても悩まされている」が13.2%、「やや悩まされている」が64.3%を占め、約8割がカビに悩んでいることが分かった。最もカビが気になる季節を単一回答で聞いたところ、「夏(梅雨)」(69.6%)が最も多く、約7割を占めた。
カビに悩んでいると回答した775人に、どのような悩みがあるかを複数回答で聞いたところ、「掃除をするのが大変」(80.8%)が最も多く、次いで「水まわりが汚くなる」(60.9%)、「嫌な臭いがする」(43.7%)の順となった。
また、全員に、梅雨の時期の掃除で悩むのはどんなことかを複数回答で聞いたところ、「カビ汚れの掃除」(74.5%)が最も多く、次いで「ホコリの掃除」(32.6%)、「水あかの掃除」(31.5%)の順となった。