今回は、10月1日(土)に開催された「子どもとためす環境まつり」に伺った模様をお伝えします。

子どもとためす環境まつりは、今年で19回を迎えますが、このところのコロナ禍により中止を余儀なくされていましたが3年ぶりに開催されました。

このまつりは、環境についての “いろんなこと” が 子どもも、大人も、たのしく学べるイベントとして歴史を積み重ねてきました。2020年度WEB版での開催も実施しており、制限下の社会でもみんなが参加できる工夫を施しています。

 

(東京下水道エネルギー(株)出展ブース「空気の性質をしらべてみよう」)

 


 

【ご協力頂いた方】

○中央区環境保全ネットワーク 副代表 篠原 薫 様

【取材場所】
○中央区立佃島小学校(東京都中央区佃2-3-1)

【訪問日時】
○令和4年10月1日(土)12:00~14:00

 

■子どもとためす環境まつりとは?

体験型のイベント

中央区内の小学校を会場に、子供から大人まで誰でも楽しみながら、「環境」について体験学習できるイベントです。

環境に関するクイズや実験、工作などを通じて、発見や感動を体験することができます。

サーモンプロジェクト(子どもサポーター)

サーモンプロジェクトとは、子どもたちが出展ブースで大人と一緒に活動に加わり、子どもサポーターの視点から環境を伝える活動です。

成長した鮭(サーモン)が生まれ育った川に戻ってくるように「中央区で育った皆さんがいろいろな経験を通して成長し、大人になってまた中央区に戻り、地域で活躍してほしい」という願いが込められています。

今年は、子どもサポーターを卒業した高校生がシニアサーモンとして2名活動に参加してくれました。

色んな企業が環境に関するブースを出展

 地元中央区の老舗企業や大手法人などが集まり、各自の出展ブースで、リサイクルや環境保護活動などにまつわるテーマのミニイベントを行います。

また、区内の小学校とタイアップして、SDGsや世界規模の環境問題を取上げ、学校別のテーマに取組んだパネル展示も行います。

 

■子どもとためす環境まつりの概要

(1)主催

○中央区環境保全ネットワーク(共催:中央区、中央区教育委員会)

(2)後援

環境省関東地方環境事務所、東京都環境局、東京商工会議所中央支部、中央区社会福祉協議会

(3)開催日時

○令和4年10月1日(土) 午前10時~午後3時

(3)会場

○中央区立佃島小学校

(4) 内容

○出展団体の活動紹介や活動内容の展示、来場者体験イベント ほか

(5)対象者・費用

○どなたでも・無料

【リンク】中央区環境保全ネットワークの公式ホームページ

 

(第19回子どもとためす環境まつりのチラシ①)

(第19回子どもとためす環境まつりのチラシ②)

(サーモンプロジェクト案内/2019年資料)

 

 ■子どもから大人まで一緒に「環境」について楽しく学びました

今年は、久しぶりの開催とあって賑わいを見せており、感染症対策の上でしたが会場の活気が伝わってきました。当日は、恒例のスタンプラリーも復活しました。

「子どもとためす環境まつり」は民間主導の環境学習祭として各方面から高い評価を得ており、その活動は新聞各社、NHKのニュース・ラジオ等でも採り上げられました。

 コロナ禍での2020年・2021年はYouTubeでのWEB開催、その連動企画として2022年には児童とのオンラインイベントを試み、ネットの充実も進めています。

 

【当日の模様】

(会場となった佃島小学校2階体育館)

(区内の小学校ごとに環境について自由研究を発表した「私たちの環境広場」)

(月島警察署の白バイ展示試乗コーナー)

(佃島小学校の校庭からの風景)

 

~誰でも笑顔になれる中央区を目指して~

(文責:広報公益委員会)