今回は、これまで何度か地域活動で取材させて頂いた、武蔵野市立高齢者総合センター服部所長から新たにご紹介頂いたフラダンスサークルの活動の模様をご紹介いたします。
フラダンスサークル「アロハ ピカケ フラサークル」の代表の土屋朝海様にお話しを伺って参りました。
○訪問日:平成27年6月24日(水)
○訪問場所:武蔵野市立高齢者総合センター社会活動センター
(武蔵野市緑町2-4-1)
■ 武蔵野市立高齢者総合センター社会活動センター(社会活動センター)とは?
社会活動センターは、高齢者総合センター内(5階建て)の3階講義室/4階研修室・工作室/5階大ホールなどを拠点に、60歳以上の市民が健康長寿を目指して、日常生活を活性化させ、社会参加し、仲間作りなどをするために趣味・教養、健康作りなどの講座を開催し、市民を支援する事業です。
■ 社会活動センターの事業の自主グループ活動支援
社会活動センターでは、様々な支援活動(講座開催/講師人材バンク/ふれあいサロン/地域出前講座/行事(コンサート他)開催など)を行っていますが、その中の一つとして、自主グループ活動の支援があります。
自主グループ支援活動とは、社会活動センターの各種講座の修了者・受講者の方々が健康維持増進や仲間つくりを目的として集まって作られた団体のサークル活動のことです。これらのサークル活動を社会活動センターが支援しています。
■ 土屋代表へのインタビュー
①フラダンスを始めたきっかけ、その魅力は?
『私は社会活動センターのフラダンス講座の2回生です。その時のお仲間の皆さんと図って自主グループを作りました。ゆるやかに体を動かし、手話の様に情景を体全体で表現できることが魅力ね。私は82歳ですがダンスはハードではありません。ハワイの歌も好き。高齢者のフラダンス人口は急増しているのよ。』
②自主グループのボランティア活動は?
『敬老の日のイベントやデイサービスのクリスマス会、社会活動センターのハワイアンのスプリングコンサートで成果を披露しました。コンサートではプロの人たちと踊って、まだ始めて間もないので申し訳ない気もちょっぴりあったけど。
ボランティアで通っているデイサービスのご利用者や観客がニコニコして見てくれて、後でほめられて、うれしいの。』
③ボランティア活動の意味は?
『ボランティア活動は、本当は自分のため。今日行く所がある、自分の役割がある、引退した生活にハリが出ます。自分の励みになる。こちらこそ感謝だわ。デイサービスの利用者だけでなく、その家族、職員、実習の大学生とも交流しています。人と人とのつながりを保つことが大事。認知症予防にもなるし。
私は長く保育士の教育をしていたので、実習生のために、気づいたことは、きちんと指摘するのよ。』
④目指している老後生活は?
『学校を退職して15年、地域に戻り、地域の人たちと交流しながら、色々活動させてもらっています。毎日を、元気で感謝して、自立して過ごすことがモットーです。』
■ 幅広い活動
「アロハ ピカケ フラサークル」はインタビューにもあった様に、高齢者総合センター2階にあるデーサービスセンターで行われている敬老会やクリスマス会でフラダンスを披露するだけでなく、むさしの青空市(会場:むさしの市民公園/主催:武蔵野市・むさしの青空市実行委員会)などの市民イベントでもパフォーマンスをするなど、とても幅広く活動されています。
これからもずっとアクティブに踊り続けることを願っています。
【リンク】昨年(2014年11月9日)開催の「むさしの青空市」の案内
(昨年のクリスマス会でのパフォーマンス)
文責:中央支部広報委員会