【広報委員会取材第11弾】『実践編 新しいNPO連携セミナー』参加記録
■セミナーの趣旨
このセミナーは、NPOサポートセンター(詳細別記)が主催する、民間企業を中心とした
組織の従来の事業活動とNPO活動団体・ワーカーの活動をジョイントしていく新しい
企業支援の先進事例を学ぶものです。「基礎編」と「実践編」とに分かれており、
今回のレポートは去る平成24年11月30日に行われた「実践編」に参加してきた模様を
お伝え致します。
テーマに掲げてある「新しいNPO連携」のポイントは次の通りです。
①企業の主事業で培われた専門知識・技術を地域に還元する
(原則無償/有償の場合も有)
②企業の職員を地域還元活動を通じて育てる
企業の社会的責任(CSR)がより注目されてきている昨今では、
これらの活動に力を入れている企業も少なくないとの事です。
■特定非営利活動法人NPOサポートセンターとは
NPOサポートセンターとは、東京都中央区に本部を構える組織で、
同法人の説明によると「日本最初の民設民営のNPO支援組織として
誕生した組織です。同法人は創立以来、アドボカシーと人材育成を
活動の柱として、NPOによる新しい社会システムの構築を目指して活動
を続けています。」としています。
中央区においては、十思スクエア内の「協働ステーション中央」を中央区
から委託を受けて運営しています。こちらでは、様々な活動団体と
地域を繋ぐ中間支援業務を行っています。
■プロボノ・マッチングの事例紹介
今回の実践編セミナーでは、プロボノ活動の実例を紹介しました。
プロボノは新しい地域ボランティア活動として注目されています。
プロボノとは、ある専門分野を持つ組織や専門家が、その専門性を
活かして地域貢献する活動等を指します。今回は、地域からプロボノの
ニーズとプロボノを行っている組織をマッチングさせた事例をいくつか紹介しました。
この活動は、それ自体地域貢献になることは当然ながら、プロボノ活動組織には、
その後の経済活動に通じるマーケティングや職員のトレーニングに活かせるメリット
があるとの事でした。
みんなで「働きやすく、住みやすい、誰でも笑顔になれる中央区」にしませんか?
文責:広報委員会