平成26年6月1日（日）麹町区民館で行われたNPO法人千代田マンション交流会の地域向けセミナーに参加してきました。

同セミナーの主旨は、我が家（今住んでいるマンション）で生活しながら人生を全うする『終の棲家』の在り方を考える勉強会です。

マンション住まいのリタイヤメント世代には、人生の終末期を病院や施設で過ごすのではなく、住み慣れた我が家で全うしたい方がたくさんいらっしゃいます。その希望を叶えるには、安否確認や見守サービスとの連携が必要であり、生活スタイルを変えることなくサポート機関からサービスを取り入れる工夫が必要となります。

今回のセミナーでは介護サービスを中心とした高齢者向け生活サービスを全国展開している株式会社メッセージ代表取締役古江氏（第一部）と老後生活資金の確保とそれらに対する支援機構の設立に向けた活動を展開している連絡協議会の磯脇氏（第二部）を講師に迎え、今実践すべき活動の事例発表が行われました。

■NPO法人千代田マンション交流会とは

2011年2月に設立されたマンション管理組合と入居者の活動を支援するNPO法人です。

こちらは、地域における街づくり公社財団が母体となり、実質的な活動は10年以上に及んでいます。

団体の活動理念は、マンションの管理組合が、自主的にこれからの高齢社会に対応でき且つ日常と今後の大災害から身を守れる組織として自立できるように支援する事を目的としいます。

●事務局：東京都千代田区一番町6-2-101

●理事長：九十九雅博　氏

■千代田区に限らづ活動は広がりを見せている

当日のセミナー第二部では、自民党片山さつき参議員秘書の磯脇氏から、同団体が展開している「相互支援機構基本法（議員立法）」の制度化要望活動の中間報告がなられました。

この活動は、同団体の理念を具現化すべ国家支援を、財政面と法整備面から取り付ける事が目的です。

現在の地域（千代田区を中心）活動を、国家を巻き込むレベルに拡大させ、各地域に再度落としこませる考え方です。

もちろん、我々中央区に関連した人間にも大変参考になるムーブメントと言えるのではないでしょうか。

☆おわりに

当日の取材は、大泉事務局次長からの ご案内で実現しました。この場をおかりしまして感謝の意をお伝えいたします。

～誰でも笑顔になれる中央区を目指して～

文責：広報委員会