今回は、昨年に続き中央区地域福祉活動計画の行動計画にも盛込まれた、ボランティア見本市の初日会場に伺って参りました。このイベントには、今年で4回目の訪問となります。

日頃地域で活動されている登録ボランティア団体の紹介パネルの展示を中心に、中央区社会福祉協議会(中央区社協)の方が現場で待機し、地域福祉活動に関する相談の対応にあたる等に加え、ボランティア活動の参加に興味を持った方との交流の場になっております。

今年は、昨年初めて中央区立総合スポーツセンターなどでの開催から一転して、原点に帰り中央区役所1階ロビースペースで11月28日(水)と29日(木)の2日間での開催となります。例年に増して担当の職員の方が忙しく運営業務を取仕切るなど、忙しそうな雰囲気が感じられました。お話を伺うと、初日の来場者の方が、早速ボランティア登録をされたとの事で、成果も上々の様子でした!

●パネルが設置された中央区役所本館1階ロビー(エントランスホール)

●パネルが設置された中央区役所本館1階ロビー(エントランスホール)

 


 

■ボランティア見本市とは?

ボランティア見本市とは、地域で福祉活動の新たな担い手を発掘する切欠を作るためのイベントです。一昨年度までは、「地域福祉活動見本市」の名称でイベントが開催されていました。昨年よりメインタイトルを「まちぐるみボランティア見本市」と題しており、サブタイトルには「~みる・知る・つながる福祉~」のキーワードを冠しております。

中央区における様々な福祉活動のニーズは、人口の増加や高齢化の伸びなどの要因により、多岐に渡り又、増大しています。これら高まるニーズに対応すべく新しい担い手を発掘することが必要になるのですが、これまでの様に窓口を構えて相談を待つのではなく、中央区社協の方から積極的に街に出ていくアウトリーチの一環となるイベントです。

■ボランティアの皆さんと一緒に作り上げたイベントです!

ボランティア見本市は、サブタイトルの通り(みる・知る・つながる福祉)、地域の方と運営するボランティアの方・中央区社協の職員の方が直接触れ合える場となっています。

点字友の会の体験ブースの出店や、屋外では車椅子でそのまま乗車できるハンディキャブの体験乗車会の実施など、普段の生活でボランティアの活動がわからない方でも、実際の活動の様子が想像できるような工夫が凝らされています。

 ≪イベントの概要≫
〇日時:平成30年11月28日(水)~11月29日(木)
※両日ともに10時~17時まで。
〇場所:中央区役所1階ロビー(東京都中央区築地一丁目1番1号)
〇主催:中央区社会福祉協議会 ボランティア・区民活動センター

【リンク】「月刊キャッチボール(中央区社協webサイト内)」のボランティア見本市紹介ページ

 

●イベント案内チラシ①

●イベント案内チラシ①

 

●イベント案内チラシ②

●イベント案内チラシ②

 

■ボランティア活動の種類はたくさんあります

会場に置かれた情報紹介のボードでは、ボランティア活動をスタートする際の手順や基本情報提供から、中央区内で活動する登録ボランティア団体の紹介(抜粋)に至るまでを公開しています。また、具体的な質問等に対応するために、担当者の方がスタンバイしています。

ボランティア活動に興味がありながらも「相談の仕方が分らない」場合や「公式な窓口まで出向いて相談するのは気が進まない」などの方には良いチャンスかも知れません。
来年もこのイベントは実施する予定とのことですので、今後ボランティア活動に対する理解が広がっていくことを期待しています!

●情報提供のボード①

●情報提供のボード①

 

情報提供のボード②

情報提供のボード②

 

情報提供のボード③

情報提供のボード③

 

 

~誰でも笑顔になれる中央区を目指して~

文責:広報公益委員会