今回は、2年ぶりに「R65月島カフェ」に伺ってきた模様をお伝えします。

R65月島カフェは、佐久間さんが代表を務めている佃月島新聞(愛称「つくつき」)制作委員会が主催する地域交流サロンです。

佃月島新聞では、佃・月島エリアの生活情報を提供する情報誌の発行、デジタル媒体での情報提供だけでなく、R65月島カフェをはじめとした対面型の交流活動を行っており、シニアの方がいきいきと地域で暮らせる居場所づくりにも取り組んでいます。

普段は中央区内の拠点などで行っている活動ですが、今回のプログラムは、江戸文化を体験するアウトリーチのイベントとしての企画で、サロンメンバーの方々と一緒に、今年の3月にリニューアルオープンした「江戸東京博物館」に足を運びました。

当日は、いつもの拠点とは違った外出イベントということで、中央区を飛び出し参加者の皆さんが新鮮な体験をされて、とても活気に満ちた時間となりました。

 

(今年の3月31日に4年ぶりに復活リニューアルオープンした江戸東京博物館の外観/清澄通り方面から)

 


 

【ご協力頂いた方】
○佃月島新聞制作員会 代表 佐久間 保人 様

【取材場所】
○「江戸東京博物館」(東京都墨田区横網1-4-1)

【訪問日時】
○令和8年5月27日(水)11:00~

 

 

■R65月島カフェとは?

●佃月島新聞が主催する地域のサロン活動

R65月島カフェとは、佃月島新聞制作委員会が主催する地域交流活動(サロン事業)で、佐久間代表を中心に、さまざまなジャンルの方がサポーターとして参加のもと活動を展開しています。

高齢者の居場所を提供することが必要と感じていた佐久間代表が、天空新聞時代の2017年5月に、西仲通りの居酒屋「鶴ちゃん」が営業する前の時間帯を間借りして始めたことが切っ掛けでした。現在は、中央区社協と連携して、毎月一回勝どきデイルームで開催しています。時折、今回のような外出プログラムも実施することもあります。

R65月島カフェの3つのテーマ

①R65カルチャー

参加者自分が親しんでいる活動や特技を紹介しみんなで体験

R65ヘルス

専門家を講師に招き健康維持に関するユニークな講座を実施

③R65ミュージック

ミュージシャンやボランティアによる伴奏で懐かしい音楽を楽しむ

●活動概要

○名称:R65月島カフェ

○主催:佃月島新聞制作員会

○活動開始:2017年5月

○活動内容:高齢者居場所活動

○活動拠点:勝どきデイルーム

○参加条件:シニア世代を中心に活動に興味のある方

 

 

■佃月島新聞設立の背景と活動理念

●当初は自治会の広報誌として創刊

佃月島新聞は、2014年に天空新聞として、佃リバーシティ自治会の広報紙で創刊しました。その後2018年に佃月島新聞として、非営利の地域コミュニティ紙として毎月7千部を発行しています。

当時の「天空新聞」の名称は権利上の問題から変更をすることなり、佐久間代表が発行編集人として、新生佃月島新聞が誕生しました。

その後佃月島新聞は、創刊当初の趣旨を活かし、佃・月島地区の情報提供を中心に、読者記者の方が命名した「つくつき」を愛称名として、活動を展開しています。

スピンオフ企画として、「落語聴講ツアー」「月島もんじゃつくり体験」「中央区健康福祉まつりへの出展」など、文字情報の提供から飛び出し、さまざまな交流イベントも豊富に開催いています。

リンク佃月島新聞電子版

 

(佃月島新聞第99号表紙ページ)

 

 

 

■当日の模様

●メインテーマは「江戸東京博物館ツアー」

今回のプログラムは今年の3月にリニューアルオープンした江戸東京博物館を巡り、江戸文化を再発見するイベントとなりました。

江戸東京博物館は、1993年に開館しましたが、施設全体の経年劣化が進んでいることから、全面的な設備機器更新などの大規模改修工事を行うため、約30年を経た2022年4月1日から、大規模改修工事のため4年の間長期休館しており、今年の3月31日にリニューアルオープンを実現しました。

リニューアルオープン後の施設は、ユニバーサルデザイン・バリアフリー機能等利便性の向上のほか、デジタル技術を活用するなど魅力のある施設へを進化しております。

【江戸東京博物館施設概要】 *出展:江戸東京博物館WEBサイトより

建物名称

所在地

開館日(1993)3月28日)

敷地面積

建築面積

延床面積建物高さ

階数

設計者

東京都江戸東京博物館

東京都墨田区横網一丁目4番1号

平成5年(1993)3月28日

29,293m2

17,632.43m2

51,371.43m2

最高高さ 62.2m/地下2階・地上7階

設計者  菊竹清訓建築設計事務所

●自然な流れで実現したプログラム

R65月島カフェの特徴として、普段より「メンバー自ら講師になるなど主体的に参加」「全員がしゃべる時間を設ける」などの工夫を凝らし、参加者の帰属意識を向上させる運営を行っていますが、今回の外出プログラムも、前回のR65月島カフェ開催の際に、メンバーの皆さんによる主体的な意見交換の中から具体化した企画でした。

 

(6階の常設展示室入り口のある「実物大の日本橋」を背景にした集合写真)

(江戸東京博物館の3階から6階の常設展示室へと続く長いエスカレーター「エスカドーム」)

(昼食は江戸東京博物館からほど近くの「亀戸ぎょうざ両国支店」で頂きました)

 

 

 

■今後の展望

●次回は記念の「佃月島新聞として100号」

佃月島新聞は現在第99号(6月1日号)が発行されています。次回の7月1日号は、記念の第100号となります。2014年に創刊された天空新聞時代に、約3年半(42号を発行)の活動期間がありますので、今年で12周年となります。

地元での知名度向上に伴い、取材・編集などを担当する方や、DXに精通した若手の専門職などのボランティアスタッフも増えており、地域に支えられた媒体として、今後の発展が期待されています。

また、R65月島カフェのプログラムについて、佐久間代表は「企画立案から運営にあたっては体力が必要な重労働」と言います。

しかし同時に、「読者は大切なサポーター」であることを忘れず、社会的に意義の大きいサロン活動を続けていくことがこれからの目標と語っていました。

 

(佃月島新聞創刊号の第一面/2018年4月1日号)

 

 

~誰でも笑顔になれる中央区を目指して~

 

(文責:広報公益委員会)