9割以上が「住宅部品点検の必要性を感じる」
(一社)リビングアメニティ協会はこのたび、「住宅部品の『自分で点検!ハンドブック』に関する調査結果」を公表した。同協会が平成26年10月1日に発表した「自分で点検!ハンドブック」は、居住者自身による点検に役立つように各住宅部品(設備機器や建築材料)のチェック項目と点検の必要性などをまとめた小冊子で、同協会ホームページからダウンロードが可能。今回の調査は、ハンドブックの発行に先がけて、平成26年6月9~13日に、全国の持ち家住宅に居住する30歳以上の男女を対象として住宅部品の点検に関する意識調査を実施したもの。PDF形式のハンドブックを提示してインターネットによるアンケートを行い、ハンドブックに関心を持った659人の有効回答を得た。
住宅部品の点検、9割以上が「必要性を感じる」
ハンドブックを通じて「時間はそれなりにかかるが点検の必要性を感じた」「点検をする気になった」など5つの項目について聞いたところ、「時間はそれなりにかかるが点検の必要性を感じた」では9割以上が「あてはまる」(「とてもあてはまる」31.9%、「ややあてはまる」64.3%)と回答するなど(図1)、「それぞれの意見が肯定的にとらえられている」結果となった。特に「住宅部品に寿命があることがわかった」と「長期使用による事故リスクが増加することがわかった」では、4割以上が「とてもあてはまる」と回答しており、同協会では「『ハンドブック』を通じた情報提供・啓発の効果も高い」としている。
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http://www.fudousan.or.jp/topics/1410/10_4.html