今回は、昨年に続き中央区地域福祉活動計画の行動計画にも盛込まれた、ボランティア見本市の初日会場に伺って参りました。このイベントには、今年で6回目の訪問となります。

ボランティア見本市では、日頃地域で活動されている登録ボランティア団体の紹介パネルの展示を中心に、第一線で活躍されているボランティアの方や中央区社会福祉協議会の方が現場で待機し、地域福祉活動に関する相談などの対応にあたります。このイベントを通じ、ボランティア活動の参加に興味を持った方との交流を持つ場となります。

今年は、コロナ禍の影響もあり、三会場(中央区役所1階ロビースペース・日本橋特別出張所ロビー・月島特別出張所ロビー)に分けて、分散開催となりました。

 

(月島特別出張所ロビーに設置された掲示板)

 


 

■ボランティア見本市とは?
ボランティア見本市とは、地域で福祉活動の新たな担い手を発掘する切欠を作るためのイベントです。昨年度は、「地域福祉活動見本市」の名称でイベントが開催されていました。今年は、メインタイトルを「まちぐるみボランティア見本市」と題しており、サブタイトルには「~みる・知る・つながる福祉~」のキーワードを冠しております。

中央区における様々な福祉活動のニーズは、人口の増加や高齢化の伸びなどの要因により、多岐に渡り又、増大しています。これら高まるニーズに対応すべく新しい担い手を発掘することが必要になるのですが、これまでの様に窓口を構えて相談を待つのではなく、中央区社協の方から積極的に街に出ていくアウトリーチの一環となるイベントです。

 

■ボランティアの皆さんと一緒に作り上げたイベントです!
ボランティア見本市は、サブタイトルの通り(みる・知る・つながる福祉)、地域の方と運営するボランティアの方・中央区社協の職員の方が直接触れ合える場となっています。

現地では、ボランティア活動の他、中央区社協が行う地域向けイベントの紹介資料の展示なども行われています。
昨年に続き、ボランティアとして活動している“人”にスポットを当て、ご本人がボランティア活動を始めたきっかけなどのエピソードを盛込んだメッセージボードを掲示しています。

 ≪イベントの概要≫
〇場所・日時:
①中央区役所1階ロビー 令和2年10月19日(水)~10月27日(火)
②日本橋特別出張所ロビー 令和2年10月28日(水)~11月4日(水)
③月島特別出張所ロビー 令和2年11月5日(木)~11月12日(水)
*第2回・第3回ともに最終日は15時までの開催。
〇主催:中央区社会福祉協議会 ボランティア・区民活動センター
【リンク】「月刊キャッチボール(中央区社協webサイト内)」のボランティア見本市紹介ページ

 

(イベント案内が記載された「月刊キャッチボール11月号」)

 

■ボランティア活動の種類はたくさんあります
会場に置かれた情報紹介のボードでは、ボランティア活動をスタートする際の手順や基本情報提供から、中央区内で活動する登録ボランティア団体の紹介(抜粋)に至るまでを公開しています。また、具体的な質問等に対応するために、交代で担当者の方が現地を巡回しています。
 
ボランティア活動に興味がありながらも「相談の仕方が分らない」場合や「公式な窓口まで出向いて相談するのは気が進まない」などの方には良いチャンスかも知れません。
来年もこのイベントは実施する予定ですので、今後ボランティア活動に対する理解が広がっていくことを期待しています!

 

 

(「中央区点字友の会」の紹介コーナー)

 

(「シニア体験講師ボランティア」の紹介コーナー)

 

(第3回の会場となった月島特別出張所・外観)

 

 

~誰でも笑顔になれる中央区を目指して~

文責:広報公益委員会