(株)ホームプロはこのたび、「2016年 リフォーム実態調査 ―ホームプロ利用者データ集計より―」の結果を発表した。同社が運営するリフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」利用者に対し、リフォーム会社紹介の申し込みをした際の「申し込み時アンケート」、リフォーム会社が現地調査に来た後の「現地調査アンケート」、リフォーム会社と契約が決まった後の「成約アンケート」、リフォーム会社の工事が完了した後の「評価アンケート」をそれぞれ実施し、8,955件の有効回答(マンション34.1%、一戸建て63.7%、店舗・事務所など2.2%)を集計したもの。集計期間は平成28年1月1日~12月31日。

■リフォーム費用平均は約201万円。約3割が「50万円未満」、「500万円以上」は約1割

リフォームにかけた費用の全体平均は201万195円で、前年(平成27年)の188万2,837円から約13万円上昇した。価格帯別の構成比を見ると、「50万円未満」は30.9%(前年比1.2ポイント減)、「50万円以上500万円未満」は59.2%(同0.3ポイント減)、「500万円以上」は9.9%(同1.5ポイント増)となった。住居種別で見ると、マンションの平均リフォーム費用は176万8,779円、一戸建ては214万8,730円だった。

リフォームした物件の築年数は、「11~20年」(32.1%)が最も多く(図1)、次いで「21~30年」(28.1%)、「31年以上」(27.0%)の順となった。リフォーム費用別に見ると、「50万円未満」では「1~10年」(20.4%)が他の価格帯より多かったが、「500万円以上」では「31年以上」(45.7%)が多く、約半数を占めた。

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