今回は、10月28日(土)に開催された「子どもとためす環境まつり」に伺った模様をお伝えします。
子どもとためす環境まつりは、今年で20回目の記念開催となります。昨年はコロナ禍により3年ぶりの開催でしたが、今年も引続き開催される運びとなりました。
このまつりは、環境についての “いろんなこと” が 子どもも、大人も、たのしく学べるイベントとして歴史を積み重ねてきました。
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(「3Rクイズdeビンゴ」コーナー/NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット)
【ご協力頂いた方】
○中央区環境保全ネットワーク 副代表 篠原 薫 様
【取材場所】
○中央区立久松小学校(東京都中央区日本橋久松町7−2)
【訪問日時】
○令和5年10月28日(土)13:00~15:00
■子どもとためす環境まつりとは?
体験型のイベント
中央区内の小学校を会場に、子供から大人まで誰でも楽しみながら、「環境」について体験学習できるイベントです。
環境に関するクイズや実験、工作などを通じて、発見や感動を体験することができます。
サーモンプロジェクト(子どもサポーター)
サーモンプロジェクトとは、子どもたちが出展ブースで大人と一緒に活動に加わり、子どもサポーターの視点から環境を伝える活動です。
成長した鮭(サーモン)が生まれ育った川に戻ってくるように「中央区で育った皆さんがいろいろな経験を通して成長し、大人になってまた中央区に戻り、地域で活躍してほしい」という願いが込められています。
20年間の実績があるため、子どもサポーターを卒業した高校生や大学生がシニアサーモンとして、活動に参加してくれることもあります。
色んな企業が環境に関するブースを出展
地元中央区の老舗企業や大手法人などが集まり、各自の出展ブースで、リサイクルや環境保護活動などにまつわるテーマのミニイベントを行います。
また、区内の小学校とタイアップして、SDGsや世界規模の環境問題を取上げ、学校別のテーマに取組んだパネル展示も行います。
■子どもとためす環境まつりの概要
(1)主催
○中央区環境保全ネットワーク(共催:中央区、中央区教育委員会)
(2)後援
環境省関東地方環境事務所、東京都環境局、東京商工会議所中央支部、中央区社会福祉協議会
(3)開催日時
○令和5年10月28日(土) 午前10時~午後3時
(3)会場
○中央区立久松小学校
(4) 内容
○出展団体の活動紹介や活動内容の展示、来場者体験イベント ほか
(5)対象者・費用
○どなたでも・無料
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(第20回子どもとためす環境まつりのチラシ①)
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(第20回子どもとためす環境まつりのチラシ②)
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(サーモンプロジェクト案内)
■子どもから大人まで一緒に「環境」について楽しく学びました
昨年は、感性症対策を講じた上での制限下での開催でしたが、今年は原則通常体制での開催となりました。
多くの方が来場され、昨年以上に賑わいを見せておりました。今回も、恒例のスタンプラリーが実施されました。
「子どもとためす環境まつり」は民間主導の環境学習祭として各方面から高い評価を得ており、その活動は新聞各社、NHKのニュース・ラジオ等でも採り上げられました。 コロナ禍での
2020年・2021年はYouTubeでのWEB開催、その連動企画として2022年には児童とのオンラインイベントを試み、ネットの充実も進めています。
●「こどもサポーターの体験取材」(サーモンプロジェクト)
コロナ禍でお休みしていましたが、サーモンプロジェクトでは、子どもたちが大人と一緒になって出展ブースの運営を手伝い、ボランティア活動などを体験するプログラムになっています。
今年は、サーモンプロジェクトの新たな取組みとして「子どもレポーターによる出展団体への取材」を行いました。
午前中に子どもたちがいくつかのチームに分かれて、各団体への取材を行い、その成果(取材記録)をメッセージボードに掲示して公表する形態です。子どもたちは、大人顔負けのしっかりした視点で取材を行い、記録にまとめていました。
●人気急騰中ノーハンディのスポーツ「カーレット」
6階アリーナ会場では、中央カーレットクラブによる、カーレットの体験競技場が設置されました。カーレットは、子どもから大人まで、性別や健常者障害者の区別なく楽しめるスポーツです。大きな設備は必要なく、とてもコンパクトなレーンで行うことが出来ます。
近年では、その手軽さから町内会などの地域活動で競技人口の広がりを見せており、中央区内でも需要が高まり、活動拠点確保の課題が取りざたされています。
【当日の模様】
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(会場となった久松小学校4階体育館)
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(「こどもサポーターの体験取材」記録/サーモンプロジェクト)
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(区内の小学校ごとに環境について自由研究を発表した「私たちの環境広場」)
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(久松警察署の白バイ展示試乗コーナー)
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(カーレット体験コーナーの模様)
~誰でも笑顔になれる中央区を目指して~
(文責:広報公益委員会)